そんちゃそさん

昔ラッピーのピピと過ごしていた女の子がいました。優しい両親もおり、女の子は毎日が幸せです。
しかしそんな冬のある日でした。暖かな家に突如ダーカーが出現します
女の子を逃がそうと庇った両親は、ダーカーによって命を落としてしまいます。
雪に足をとられながら、女の子は懸命に逃げました。ピピと共に森の中を駆けます。
しかしダーカーは逃がしてはくれません。すぐに囲まれてしまいました。
その時です。前におどりでたのはピピでした。

「ラピッ！（逃げて）!」

ピピの鳴き声に女の子は涙を流します。

「やだよ！」

しかしピピは頭を振ります。そして頭突きをして女の子を斜面の下へと転がしてしまいます。
雪がクッションで女の子にケガはありませんでしたが、上ることもできず仕方なく逃げました。
一方、ピピの体はもうボロボロでした。とても動けません。ダーカーがとどめをさそうとしたとき、突如ダーカーが消えました。
ピピは朦朧とする意識の中、こちらを見下ろす人影に気づきます。

「私はアークスの研究員をしている。助かりたいか？」

ピピは女の子を思い出して力なく「ピ・・（うん）」と言います。
そしてこうも言いました

「らぴぴ・・・（強くなりたい）」

数年後、女の子は過去を乗り越えアークスとして凍土に立っていました。
しかしダーカーの異常発生により窮地に立たされていました。
女の子は思い出します。

「そういえばあの日もこんな雪の日だった」

それは悲しい記憶。最愛の両親と友達を無くしたあの日。
ダーカーは強く、女の子は遂に倒れました。運命なのかな・・・。
女の子が観念したとき、突如現れた謎のゴーレム
その生き物はダーカーを次々倒します。そして遂には全滅させました。

「あなたは一体・・・」

ゴーレムは何を言いません。何故なら既に声はあの時を最後に失っているから。

物言わぬゴーレムはきょとんとする女の子を見ながら思います

「ただいま。今度は必ず守るからね」

という背景を元にしたものですw　以上になります。
＾Q＾
ネタだけじゃ強い人がいるので変化球で・・・W

2019.12